今年度初回のセミナーを開催させていただきました。
今回は富士宮市立病院から小林豊先生と浜松医療センターから辻孝之先生をお招きしました。
小林先生は薬剤師として院内でのCKD予防や多職種間連携の活動から、CKDシールを活用した地域連携、そして、CKD患者さんが注意したい薬剤NSAIDsのポイントをご講演いただきました。小林先生のご講演はいつも本当にわかりやすく、院内から地域でのご活躍もすばらしいと思います。先生のように腎臓病療養指導の活動も院内だけでなく、地域も意識することで患者さんの療養生活をサポートできるようになると思います。今後の活動の目標にしていきたいです。
辻先生からは腎性貧血について、病態から薬の使用のポイントまでご講演いただきました。CKD保存期ではなかな貧血管理ができていない現状もお話いただき、患者指導や臨床の場での多職種連携の必要性を再認識しました。また、保存期診療は患者さんに費用負担がかかるので、薬剤の使用方法の選択なども議論させていただき、非常に勉強になりました。
先生の病院でも現在CKDチーム作っている最中ということなので、今後西部地区の中核になっていくと思います。
今回のセミナーでは各施設の指導媒体なども用意し、情報共有や情報交換の場を作らせていただきました。今後も、参加の皆様に情報提供のみでなく、情報交換できる場も作っていきたいと思います。
また、今回から会員制度を新たに見直しております。様々な会員特権がありますので、ぜひご入会をご検討ください。会員は一度セミナーに参加し登録していただきますので、よろしくお願いします。
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